ぴこの夏休み自由工作〜ミニチュアの映えるカフェ

夏休みも終わり、子供達の登校が始まっています。

例年夏の間は長女ぴこがミニチュア自由工作に励むのですが、今年は中学生なので。勉強や部活に励んでいました。

いつものミニチュアを作る姿が見れないのはちょっぴり残念ではありますが、昨年の写真が沢山出てきたので紹介します。もう少し早く出せれば良かったのですが、夏休み前に書き始め、書き終えたのが今頃という……いつもながらのワンテンポ遅れた投稿ですが、来年以降の自由工作のヒントになれば。

ミニチュアの映えるカフェ

昨年の作品、題名はミニチュアの映えるカフェ。映える=ばえる、と読むそうで。高学年らしい言葉のチョイスです。

まずは作品全体の紹介。

こんな感じです。いつもは100均などの木箱を利用して壁を作っていくのですが、今回は木の板やスチレンボードを使って壁、屋根もオリジナルの建物を作っています。

角度を変えて。

店内は色々なスイーツ。

かき氷やカラフルゼリーパフェ、タピオカドリンク

ショーウィンドウの中にはホールケーキ

テーブルにはドーナツも。

自由工作だけでなく作り方を文章にまとめて一つのスケッチブックにまとめています。

作品と一緒に提出してちょっぴり自由研究の要素も。

夏休みを通してじっくりミニチュアの世界を楽しむことが出来たようです。

制作過程紹介

自由研究用に製作中の写真撮っていたので。製作中の様子お見せします。

建物

まずは建物。

使った材料はこんな感じです。

コルクボードを地面にして、壁、屋根はMDFボード、屋根裏やショーウィンドウの下など細かいところはスチレンボードやバルサシートを使いました。

屋根には半丸棒、ショーウィンドウ用に溝入り角材も。

ウィンドウの窓は家にあった100均の塩ビ板クリアケース(カードケースの巨大なヤツ)を使用しました。

材料選出はかなり親のアドバイス入ってしまいましたが、ドールハウス作り4年目のぴこ、あとは自力でサクサク作ってくれました。

塗装途中ですが、板材はこんな感じ。

使った塗料は

こちらのミルクペイント。

屋根に貼る丸棒は糸鋸でカット。

床は100均の木目状シートを切って貼っただけ。

裏に粘着テープも付いているので楽々でした。

屋根裏には百均のライトを取り付けましたが、中々うまく付けられなくて

裏側がすごいことになってます。

テープや接着剤を駆使してなんとか付けていました。

ショーウィンドウはこんな感じに。

屋根は布で作成。布一枚で貼ろうとしたらフニャフニャで上手くいかず。ハリ感を出すため接着芯を付けるようアドバイスしたら上手くいきました。

屋根の骨組みはアイスバーを使用。過去の三作品もずっとアイスバーを使用してきたので、使い慣れていて「ここはアイスバーだよね!」と自分で考えて工夫していました。

タピオカドリンク

今回カフェ作りとの事でしたが、ドリンクは一種類しかありません(笑)

この時ぴこがタピオカドリンクにすごくハマっていて、「タピオカ作りたい」というので、ヒートプレスのやり方を教えて作ってもらいました。

軟膏の蓋を型にしてカップを作成

蓋は粘土用のスケールで丸く型取りした樹脂粘土を型にして作成

ストローは

すこちらを赤く染めて使用。

粘土で作ったタピオカにレジンのミルクティーを入れて…

タピオカミルクティーの完成!

今回のカフェの1板の看板メニューだそうです。

パフェ

お次はパフェ。2種類作りましたが、グラスは共通で。画鋲と鉛筆キャップを使って作りました。

こんな感じ。キャップをカットするのと穴を開けるのが大変なのですが、

パイプカッターを使用してカットして

穴あけも、ミニルーターを使えば力がなくても加工できました。細かい作業ですが、ミニルーターやパイプカッターは過去3年のミニチュア作りで慣れていたので。年齢関係なく経験が大事だなと。

ちょっと荒れているモノもありますが、四層のパフェ完成!

ゼリーパフェは

こちらの本を参考に作ろうと試みたのですが、ちょっと子供には難しそうで、別の方法で作りました。

ソフトレジンを適当にカラフルに固めて

あとはカッターで細かく切ってガラスに詰め、透明レジンで固めるだけ。簡単だけど見栄え良しでオススメの作り方です。

かき氷

かき氷は先程の本を参考に作ったのでそちらをご覧いただければ。

容器を用意するのは難しかったので、

100均で見つけたこちらのケースをカットしてガラスの器にして、あとは本の通りに作り

こんな感じに。3色作作ってました。

ケーキ

ケーキはショーケース作りからスタート。

昨年も使った百均のプラモデル用プラ板と

こちらのタミヤセメントで作製。

プラ板はカッターで軽く切ってポキッと折れば切れるので子供でも簡単。

ショーウィンドウは直線で構成されるので、カットするにも難しい技術は不要。ケースの中には

樹脂粘土で作ったケーキ達。小さいサイズなので複雑な形は作れませんでしたが、小さい丸をコロコロ作ることは可能。

いちごも、生クリームも、全て丸く単純な形にデフォルメしたらそれっぽいケーキの完成。

チョコケーキは茶色の樹脂粘土にベビーパウダーをふりかけただけです。

夏の間コツコツ作り上げて、 

店内も小物増やしてこんな感じに。細かく見ていくとやはり子供クオリティで荒々しいし、天棚にかき氷が置いてあったり…不思議なポイントも満載ですが、楽しく作れたようでよかったです。

4年間振り返って…

長女ぴこがミニチュア作りを始めたの小3から。昨年のカフェ作りが6年生で最後の作品となりました。

せっかくなので今までの作品並べてみます。

ぴこの夏休み自由工作〜ミニチュア雑貨屋さん

ぴこの夏休み自由工作〜魔法雑貨屋さん

ぴこの夏休み自由工作〜ミニチュアパン屋さん

ミニチュアの映えるカフェ

4年間でだいぶ成長したかな?

これにてぴこの夏休み自由工作は終了……今回で最終回ですが…

今年は弟のぽこが3年生になり、夏の間せっせと工作頑張ってました💦

姉とは趣向が違い自然の情景などが好きな様子。ジオラマづくりに挑戦。

私にとってジオラマは未知の分野なので何もアドバイス出来ず、ただ見守るしか出来ませんでしたが、ぽこが色々学んだら逆にこちらが教えてほしい(笑)

こちらの制作に関するお話はまた来年、この時期にできればと思います。

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