ヒートプレスで作るミニチュア浮き輪
昨年作ったマリンスタイルの赤ちゃん達、今年も活躍してもらいました。
この夏、海や川で沢山遊んだので、その思い出にちなんで、浮き輪を作りたいなぁと思い…赤ちゃん達に合うミニチュアサイズで作成。
書くのが遅れ季節外れになりましたが、とりあえず記録してみるので来年浮き輪作ってみたいなという方、もしいらしたら参考になれば。
作ったのはこちら。
マリンスタイルに合う、ちょっぴり救命用っぽいデザインの、赤と青の浮き輪です。
こちらは塩ビ板を加熱成形して作るヒートプレスという方法で作っています。作り方動画にまとめてみました。
動画では肝心のヒートプレスの様子が省略されていますが、塩ビ板を電熱器で加熱してバキュームフォーマーて吸い込みながら型に当てて成形します。
バキュームフォーマーはタッパーで作った
こんな装置に掃除機をつないで使っていました。
う〜ん、文章だけではわかりづらい…
動画に撮りたいところですが、ヒートプレスは一瞬の一発勝負なので、撮る余裕なく…もう少し慣れたら撮れるかな?
とにかくヒートプレスはとっても便利。
こんなドリンク用の容器や、
コスバニアにも。持っている盾と
頭の羽飾りもヒートプレスです。盾の型には子供のスーパーボールを使ってみたのですが、熱した塩ビ板を当てたらボールが変色してしまい…子供にとっても叱られました💦
型は熱に強い素材使用しましょう。
キラメイシルバーの腕のチェンジャー部分も一部ヒートプレス。
初期に作ったマジシャン衣装に持たせたパラソルもヒートプレスでした。
型さえしっかりしていれば、割と思い通りの形に仕上がるのがヒートプレスの良いところ。
完成した作品が丈夫なのも良いです。
色々道具を揃えなければならないので面倒ではありますが、興味ある方是非やってみて下さいください。
目次
浮き輪の作り方
せっかくなので動画だけでなく文章でも記録します。
材料
・100均の硬質カードケース(塩ビ板として使用)
・ネイルカラー
・軽量粘土(型に使います)
使う道具
・割り箸2個
・自作バキュームフォーマー
・電熱器
・接着剤
作り方
1.型を作る。今回は軽量粘土を使用しました。
こちらのハーティを使用。子供の自由工作の余りを拝借しました。
100均のミニチュア浮き輪を参考にしながらシワなども入れて作っています。ポイントは半分だけ作ること。上面、下面を別々に作り、2枚を合わせて浮き輪にするので、型も横にスライスした様な感じで半分だけ作ります。
2.ヒートプレスする。写真がないので分かりにくいですが、適当な大きさに切った塩ビ板を割り箸2本で挟んで、電熱器で熱して、
こちらのバキュームフォーマーの上に置いて、粘土で作った型に押し付けます。
普段は写真にある様な木枠に塩ビ板を挟んで加熱しますが、今回の浮き輪はサイズが大きかったので、割り箸二組で挟んで加熱してみました。
3.ヒートプレスした塩ビ板の不要な部分をハサミでカット。
普通のハサミでは切りづらいです。
一本こういうハサミがあると大変便利。刃にギザギザがついていてクレジットカードなども簡単に切れます。
4.外側が綺麗に切れたら内側のドーナツの空洞部分を切ります。
穴あけポンチで穴を開けてから
小さなハサミで適当な大きさにカット。
5.綺麗に切れたら着色。今回はネイルカラーを使用しました。
半分着色、半分透明の浮き輪が作りたかったので
こんな感じで下部は全部着色、上部は白いラインだけ入れてみました。
6.着色が終わったら接着。こちらのボンドを利用しました。
最近愛用のボンドです。クリアタイプで目立たず、強力。2種混合のエポキシ系よりソフトで柔軟性あり、衣装小物制作に向いてます。
ノズルは細くはないので爪楊枝使ったり色々工夫必要ですが、ミニチュア以外にも普段のお家のあれこれに色々使えて便利です。しばらくはこれ一本になりそう。
くっ付けるとこんな感じ。
中央が大胆に開いちゃってますが…
お人形で隠れるのであえてこのままにしておきました。
マリン赤ちゃん水遊び
完成した浮き輪で夏の楽しい水遊びの様子を撮影。
ジンベイザメのフロートは今年リアルに購入したもの。工作とヒートプレスの型で余ったハーティで作ってみました。
キャンプ系のガチャも回したので
一緒に撮影
海に行って日本海に沈む夕日と共に撮影、の予定でしたが技術不足で…
夕日映らず💦あたふたしている間に日が沈んでしまいました。夕日バニア、撮りたかったけど、撮影技術を学んで来年再度チャレンジしたいと思います。
今回は服着たままの水遊びで
ちょっぴり漂流、救助待ちな感じになってしまいましたが、来年は浮き輪に合わせて水着を着せてあげられたらいいな。
他のサイズの浮き輪も作って、いつかは賑やかな海水浴場にしてみたいです。