くるみリスさんのスチームパンク風衣装【ミニチュアゴーグルの作り方】
4月もそろそろ終わり。子供達の入園・入学式もありバタバタしていましたが、段々と慣れて余裕出て来たので少しずつ作品作り再開しています。
以前作ったスチームパンク風の衣装、男の子用も作ってペアにしてみました。
女の子用は今年作ったくるみリスさんのバレンタイン衣装 です。
男の子用は普段作っていたタキシード を元に型紙を起こしてみました。
ちょっぴりフォーマルな感じなので、スチームパンクっぽく見えないかもしれないけれど…ゴーグルが付いてればそれらしく見えるかな⁈
動画
今回はゴーグル作りを動画にまとめてみました。
素材として使っているのはジャンパーホックです。
こんな感じの、パチンと止める金属製のボタンです。何種類かのパーツを組み合わせて付けるボタンですが、この中の「ゲンコ」という部品を使用します。
色々なサイズが販売されているのでシルバニア以外の色々なお人形さんに応用できると思います。
作り方解説
材料
- ジャンパーホックのゲンコ部分 2個
- フェイクレザー 少量
- 丸カン 2個
使う道具
- ニッパー
- 接着剤(合成ゴム系がオススメ)
- カッター
- ミニルーター(あれば)
作り方
1.ジャンパーホックの耳を切り落とします。ニッパーで何度も曲げていると自然に折れます。
2.切り口がギザギザするので、ミニルーターで整える。
見た目をよくするための工程ですが、ミニルーターが無ければ省いても良い工程です。
3.ゴーグルっぽくなるように、中央の穴もミニルーターで少し広げる。
4.ペンチで楕円型になるよう少し潰す。
5.フェイクレザーに接着剤で貼り付ける。使う接着剤については、後で書きたいと思います。
ゴーグル中央には最初にニッパーでカットしたゲンコの耳部分を使っています。
ゴーグル左右の端には丸カンを接着してベルトを付けられるように。
6.ゴーグル脇の丸カンに細く切った合皮を通してベルトにする。
7.バックルを付けて完成
バックル付きだと調整しやすく
頭に直接乗せても良いし、ハットに合わせても可愛いです。
接着剤考察
接着剤は今回エポキシ系、合成ゴム系、布用ボンドの3種を試験的に色々試しながら作りました。感想としては…
強力なのはエポキシ系、だけど、固まった後柔軟性がないので、ゴーグルのようによく動くモノだとちょっと不向きで。
乾いた後パキパキっと剥がれてしまうので、剥がれた後に合成ゴム系で補強したら上手くくっ付きました。
ベルト部分も布用接着剤より合成ゴム系の方がよく止まる印象です。
今回使ったのはコチラ。動画では色々な接着剤使っていましたが、最終的にはコチラ一本でも大丈夫だったかも?参考までに。
衣装が出来たので飛行船のリメイクなんかもしてみたいけど…我が家に一台しかない飛行船を改造するのは抵抗あるので、もう一台手に入ったらやってみたいなと思います。
最後に余談。先日コロナ予防接種予診票をいただきました。接種ももうすぐなのかな?医療従事者として少し早めに接種させていただきます。
まだまだ先の見えない世の中ですが、頼みの予防接種の方も少しずつ動き出したようなので。
自分も出来ることを。趣味のハンドメイドも、こうしてオープンにしていくことで誰かのお役に立てれば幸いです。
GWもおうち時間が増えそうなので、また色々記録しながら作ってみたいと思います。