ぴこの夏休み自由工作〜ミニチュア雑貨屋さん
例年より短い子供の夏休み。遠くへお出かけしないこともあり、宿題の進みはいつになく順調でした。
我が家の長女「ぴこ」は、自由工作としてミニチュアのお店作りをしています。
いつも登校日ギリギリの完成でしたが、今年はお盆前にほぼ完成。例年にない早さです。
目次
昨年作ったミニチュア雑貨屋さん
昨年の自由工作もミニチュアのお店作りをしていました。完成品がこちら。
ミニチュア雑貨屋さん、長女ぴこ、小3の時の作品です。
自由工作兼自由研究ということで、作り方もスケッチブックにまとめて作品と一緒に提出。
シルバニアの本も参考文献として並んでいます😂
研究の一環で、制作過程も写真撮りながら。
せっかくなので、写真と共に、作ったモノを一部、ざっくりと紹介したいと思います。
お子様とのお家時間の参考になれば。
ワゴンや棚
陳列用の棚は主にアイスバーで作っています。
ワゴンのタイヤはコンチョボタン。
木部の接着は木工用ボンド。コンチョボタンはグルーガンと合成ゴム系のボンドを使用しています。
木をノコギリで切るのは大変ですが、アイスバーくらいなら、ニッパーで思いっきり圧をかけた後折り取ると、小学生でも上手に切れます。
もちろん断面はバキバキですが、ワゴン側面など見えない所に配置しているので、正面から見ると見た目は綺麗に仕上がります。
ワイングラス
グラスはお弁当ピックと、消しゴム付き鉛筆キャップの先、キラキラシールを接着しただけ。
切断はニッパー。切った後飛んでいくので周りに気をつけて。
接着するのに一番良いのは瞬間接着剤だと思うのですが…子供には危険だなと思い、二剤混合のエポキシ系接着剤を塗り、固まりかけた頃にくっ付ける、という方法で付けてみました。
硬化に時間がかかるのでまっすぐ綺麗には出来ないけれど、小学生クオリティならこれで充分かと。
フェルト帽子
フェルトの帽子はボンドで固めました。
ボンドを水で薄めてチャック付き袋で浸し、
ゴムで縛って下から引っ張ります
乾いたらツバの部分を丸く切りリボンやネイルパーツで装飾します。
ペットボトルの蓋で作った帽子
ペットボトルキャップを使った帽子も作りました。有名な方法なので皆様ご存知かと思います。
ペットボトルの蓋と牛乳パックを丸く切ったモノに両面テープをつけて巻き巻きするだけ。
カラフルが良いとの事でレース糸を選択しましたが、これは素材選びの失敗💦
細くて子供が巻くにはたいへんで
仕上がりこんな感じ。左が母作、右がぴこ作です。母の作品もひどいですが、子供のは更にボロボロに…
見た目は悪いけど、リボンを巻いてネイルパーツを付けたら、無造作なところがかえってオシャレな感じの帽子に変身✨失敗後にリカバリーする経験も学んでもらえてかえって良かったかもしれません。
この後太い麻紐で巻いた帽子は綺麗に仕上がっています。
ミニチュアのお花
ミニチュアのお花は薄いお花紙でつくりました。
クラフトパンチでお花の形にして
ビーズをくっつけたワイヤーの間に刺して行きます。5枚くらい刺すとお花っぽくなるかな?
少し真ん中を破ってから通すと上手く行きます。コツがわかれば小さい子でも作れて、この作業は長男「ぽこ」(昨年当時5歳)でも出来ました。
ちなみに我が家の子供は長女ぴこ(小4)長男ぽこ(年長)次男ぺこ(3歳)の3人です。
ぴこにミニチュア教えているとぽこ、ぺこも群がってきていつも大騒ぎになります💦
いつもはお邪魔な弟達ですが、今回はお花作り上手に出来ていました😊作ってるうちに混ざってしまったので、作品にも何本か弟作の花が紛れているかもしれません。
お花が出来たらゼリーカップで型取りした木粉粘土に刺して行きます
土は乾かしたコーヒー殻で。
沢山作って色々なところに配置しました。
フルーツ瓶
こちらだけちょっと親の手入ってしまいました。
ミニチュアジャム瓶 で使ったアクリルパイプと同じものを使用しています。切断作業は親。子供は中にフルーツチップを入れレジンで固め、蓋にキラキラシールを貼っただけ。アクリルパイプの切断さえ出来れば簡単です。
R4.7.22追記 アクリルパイプはパイプカッターを使うと簡単に切れることがわかり、現在は子供達がバンバン切っています。
割れやすいのが難点ではありますが、ノコギリ使うよりだいぶ楽なので、お試しください。
お庭のお池
庭に池を作りたいというので、
適当に塗って、上からプラ板と芝マットをペタッ。
中には紙に描いた魚を泳がせました。お絵描きは苦手なぴこ。微妙なクオリティの魚ですが、小学生らしくて良いなぁと。個人的にはこの池が良い味出しててお気に入りポイントです。
雑貨屋さん全体
他にも、ベレー帽や鞄など作りましたが、他サイト様を参考にさせて頂いているので、作り方は割愛させて頂きます。店内は
こんな感じに仕上がりました。
小物は一部接着していないものもあるので、そのまま遊ぶ事もできます。
シルバニアを卒業しかけていた娘でしたが、ミニチュア作りを通してまた戻ってきてくれました😊
子供がミニチュアを作る時のコツ⁈
実際作ってみて、子供に作らせる場合出来ること、出来ないことをよく分かった上で作ってもらうと良いなぁと感じました。
個性もあると思うけど、我が家のぴこの場合、描いたり、塗ったりは全く駄目です💦
塗装とかが入ると一気にクオリティが下がるので、なるべく切ったり貼ったりで出来るミニチュアに絞りました。
大人のように断面を綺麗に仕上げることは出来ないけど、断面を正面に出ないように工夫すれば意外と綺麗な作品が作れるみたいです。
そして…接着剤選び大事!!合成ゴム系、エポキシ系、木工用、布用、グルーガン、両面テープ…この作品だけでも相当な種類の接着剤を使用しました。
間違った接着剤を選択すると見た目も強度も大変なことになっちゃいます。要所要所で「ここはこのボンドを使うのよ〜!」と
手は一切出してないけど、アドバイスと称して口は相当出してしまいました💦反省……でも、それくらい接着剤選びは大事です。
正しい接着剤さえ選べれば子供でも結構頑丈な作品が作れます。
今年は…ハリーポッターの影響を受けてミニチュア魔法堂を作成中。
昨年より口出しも少なくしようと思って、自力で何とかなりそうな小さい、箱バニアサイズのコンパクトなお店を勧めてみました。
お盆明けて大体完成したみたいかな?
ぴこから撮影許可が下りたら写真撮ってみたいなと思います。