シルバニアファミリーの赤ちゃんたちにロンパースを作ってみました。
今回ご紹介する方法は、型紙なし・最小限の手縫い・短時間で作れるのがポイントです。
普通の糸ではなく、オペロンゴム糸(伸びる糸)を使用しているため、
赤ちゃんの着脱もしやすく、見た目よりずっと楽に仕上がります。

私はこの方法で、いちご・パイン・ぶどうなどフルーツ風のロンパースや、

ハロウィンのかぼちゃロンパースなど作りました。
少しの布で何着も量産できるので、季節ごとの着せ替えにもぴったりです。
材料と道具
材料
- 薄手の布(CD一枚分),3着分作れます
- オペロンゴム糸,ギャザーを入れるため伸びる糸として使用
- フリルテープ

一応リンクも作っておきます。
布用両面テープ→https://amzn.to/4hCIDlj
両面テープは100均など、割とどこにでもあるけれど、ゴム糸は手芸屋さんなどでしかお取り扱いないかもしれません。
道具
- 手縫い針(ゴム糸を通して縫います)
- 布用ハサミ
- 布用両面テープ
- 布用接着剤
作り方(型紙なし)
今回は CDに合わせて円に切った布を半分→三つ折りにしてカット する方法で進めます。
CD一枚分の布で3着作れるので、みんなで集まって作るのにも向いています。
布の糸の向きは完全に無視して作るので、多少仕上がりに差が出るかもしれませんが、そこはご愛嬌で。
① 布を円形にカット
CDを使って、おおよその円形に布を切ります。
② 半分→三つ折りにして切る
布を半分に折ったあと、さらに三つ折りにして形を整える

サイドの折り目(輪)部分をハサミで切り開きます。

上から約3cm程度のところを真横にカットします。

最終的に、下の方だけ丸みを帯びた台形のような形に仕上がります。全部で6枚できるので、次の工程では2枚ずつセットにして使います。
③2枚の布をつなぐ
パーツの両脇真ん中のあたりに切り込みを入れて両面テープで上部を折り込む。

凸部を両面を使って中表でつなぐ。

2枚をつなげた後、縫い代部分にも両面テープを貼り、倒して接着する。
両面テープを使うと、2枚をつなぐだけでは引っ張りの力に弱くすぐ取れてしまいますが、縫い代を倒すことで引っ張っても取れなくなります。
ここでポイント。両面テープは上下の端を少し避けて貼る。この後ゴム糸で縫うのですが、両面テープの上を縫うのはとっても大変。
これから縫うであろう部分には両面テープが掛からないようにしておくと作りやすくなります。短い両面テープを使うと良いです。
④ゴム糸で縫ってギャザーを寄せる
オペロンゴム糸を針に通します。使ったゴム糸はこちら

オペロンゴム糸です。太さは3mm程度なので少し大きめの穴が空いた針なら十分通ります。
針に通したら上下を少し折って端から端までなみ縫い。

引き締めると、ギャザーが寄ってロンパースっぽくなってきます。
上下を折るのが大変な場合は布用ペンのりで仮止めすると楽になります。
⑥ 脇を貼り合わせ、仕上げ
脇を両面テープで中表で貼り合わせます。

この時も、縫い代部分は倒して接着しておくのがポイント。

表に返してゴム糸を結べば基本のロンパースの出来上がり。

首周りにフリルテープをつければ、可愛くなります。今回は両面フリルを半分に切って使ってみました。
作品例ギャラリー
私は色柄を変えて、こんなロンパースを作りました。
• いちご・パイン・ぶどう などのフルーツシリーズ

・ハロウィンのロンパース

• 季節イベントに合わせたカラーアレンジも◎


動画も紹介
今回のロンパースはYouTube、Instagram、TikTok、Xでも紹介していたので参考になれば。
おわりに
少ない布と簡単な縫い方で作れるロンパースは、シルバニア赤ちゃんたちの基本のお洋服にぴったりです。
これから季節やイベントに合わせたデザインも挑戦していきますので、またみてもらえたら嬉しいです。
作ってみたい方、ぜひトライしてみてください。
今回は、縫い用ではないゴム糸を使って作っています。普通のゴムより丈夫ではないので、着脱時に切れてしまったりする可能性もあります。
販売はもちろん、贈答用にも不向きなお衣装ですので、作ったご本人の手の届く範囲でお楽しみいただければ幸いです。
