シルバニアファミリー用着物の作り方
和服関連が続いているせいか、最近こちらのブログを海外から見てくださる方も増えているようでした。日本の皆様はもちろん、遠くから見て下さってる皆様も、ありがとうございます。
今後も時々和服入れていくので、シルバニアを通して日本の文化も感じていただけたら幸いです。
先日動画で紹介した着物の作り方ですが、作り方を少し解説していこうと思います。
動画を翻訳することはできませんが、こちらに書く事で海外の皆様にも分かりやすくなれば。
目次
動画
まずは先日紹介した動画を載せます
チャンネル内に下駄やつまみ細工の作り方などもあるので、トータルコーディネート楽しみたい方参考になれば。
作り方
↑こちらのお父さんの着物を作ります。縫い目が分かるようあえて白い糸を使って作ります。
使うパーツは5つ
こんな感じに裁断します。
おくみやおはしょりは省略し、作り方や着やすさ重視の内容です。
パッチワーク用綿素材のカットクロスを使用しています。着物というか…素材も柄も浴衣ですが、その辺は温かい目で見てもらえれば。
まずは中表にして背中中心を縫います。この時全部縫わずに着せる動物さんに合わせて尻尾穴を作っておくと良いです。
背中中心を縫うと衿ぐりが繋がるので、ここで衿をつけていきます。
濃い色を使ったので分かりにくいですね💦
中表にして縫っているのですが、動画の方も参考にして下さい。
縫うとこんな感じ。曲線に直線を縫い付けていくので、襟ぐりを伸ばしながらずれないようにゆっくり縫いました。
このあと衿を仕上げますが、その前に衿の先と衿下を折って整えます。
衿を仕上げます。衿の裏側は三つ折りの方が綺麗に仕上がるとは思うのですが…ここはあえて一回折っただけにしています。
衿周りに厚みが出ると綺麗に着られなくて。小さなお人形用の衣装なので、裏の美しさより厚みを出さない事を優先しました。
縫い方は耳ぐけという、和裁を応用したものになりますが、これは私の癖みたいな物なので、他の縫い方でOKです。
ミシンは表に響くので、縫い目が目立たない様に手縫いするか、ボンドがおすすめです。
袖をつけます。予め切っておいた袖口の付近に真っ直ぐ直線で縫い付けます。この縫った幅と同じくらいの幅で、
袖の逆サイド、袖口も縫います。
説明下手なので分かりにくいかも。うまく伝わると良いのですが。
袖口を縫ったら袂(袖の下の部分)を縫います。袖口の縫い代は開いて、先程縫った袖口のギリギリまで。見頃側の縫い代は折ったままで縫います。
袖を縫い終わったら両脇も縫います。
表に返すとこんな感じ。最後に衿下と裾を手縫いで仕上げます。
ここも縫い目が目立たない様に、和裁の耳ぐけという縫い方で縫いました。耳ぐけでなくても、表に出にくい縫い方ならなんでもOKだと思います。もちろん、ボンドでもOK。
仕上がり、こんな感じです。シンプルな着物(浴衣)ですが、応用すれば
袖を長くして振袖にしたり、
袴と合わせたり、色々アレンジできます。
途中すごく分かりにくかったと思います💦
ダークカラーの布で作ったのも良くなかったかも。機会あればまた別の色の着物作る時に撮影してみようと思います😊
一度覚えてしまうとサクサク作れるので、お手持ちのお人形さんに着せて楽しんでみて下さい。
作り方のご利用について
かなり端折った作り方なので、大丈夫とは思うのですが…
※当サイトのレシピは素人が制作した作り方の一例に過ぎません。個人で楽しむ事を目的とした内容になっておりますので、無断転載や作品の販売はお控え下さい。
ご挨拶の部分にも書いている内容と重複しますが、レシピ公開するにあたり他の方々にご迷惑がかからない様に、念の為書かせていただきました。
あくまで個人で楽しんでいただけたら幸いです✨